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【中古ブランド品】ネット購入者の約7割が「とても満足」、鍵は“正規性”と“状態の透明性”

中古ブランド品を購入した人の満足度調査

フリマアプリやEC市場の拡大により、中古品購入は一般化しつつあります。しかし、高額商品である“ブランド品”となると、消費者心理はどのように変化するのでしょうか。そこで今回、プラスト株式会社との共同調査として、全国の20歳~69歳の男女500名を対象に「中古ブランド品購入に関するアンケート調査」を実施しました。

本調査では、ネットでの中古ブランド品購入経験の有無、購入時の慎重度、重視ポイント、満足度、そして不満理由までを可視化しました。

■調査概要

    • 調査名:中古ブランド品購入に関するアンケート調査
    • 調査手法:インターネットアンケート
    • 調査期間:2026年2月12日~2月19日
    • 調査対象:全国の20歳~69歳の男女
    • 有効回答数:500件

※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります。

目次

ネットでの中古ブランド購入経験は13.4%、「考えたことがない」が74.6%

中古ブランドを購入したことがあるかの質問

まず、「ネットで中古ブランド品を購入した経験はありますか?」と尋ねたところ、「購入したことがある」は13.4%にとどまりました。

一方で、「購入したことはないが、検討したことはある」は12.0%、「ネットでの購入は考えたことがない」が74.6%と約4人に3人を占める結果となりました。

【ネットで中古ブランド品を購入した経験】

      • 購入したことがある:13.4%
      • 購入したことはないが、検討したことはある:12.0%
      • ネットでの購入は考えたことがない:74.6%

中古市場は拡大傾向にあるものの、“ブランド品をネットで購入する”という行為は、まだ一部の層に限定されている実態が浮かび上がりました。
高額商品であること、真贋への不安、実物確認ができない点などが、心理的ハードルとして存在している可能性が考えられます。

購入時は92.2%が「慎重になる」、高額ゆえのリスク意識

慎重度についての質問
次にネットで中古ブランド品を購入したことがある、または検討したことがある人(127名)に対し、購入時の慎重度を尋ねました。その結果、「とても慎重になる」59.1%、「やや慎重になる」33.1%となり、合計92.2%が慎重姿勢を示しました。

【購入時の慎重度】

      • とても慎重になる:59.1%
      • やや慎重になる:33.1%
      • 特に慎重にならない:7.9%

ブランド品は単なる消費財ではなく、一定の価格帯と資産性を持つ商品です。そのため、一般的な中古品以上に、購入時のリスク管理意識が強く働いていることが分かります。

重視するポイント1位は「正規品であること」76.4%

最も重視するポイントについての質問

ネットで中古ブランド品を購入する際に重視するポイントを尋ねたところ、最も多かったのは「正規品であること」76.4%でした。

次いで、「商品状態が正確に伝わっていること」63.0%、「価格の納得感」59.1%と続きました。

【購入時に重視するポイント(複数回答)】

      • 正規品であること:76.4%
      • 商品状態が正確に伝わっていること:63.0%
      • 価格の納得感:59.1%
      • 販売元の信頼性:42.5%
      • 返品・保証対応の分かりやすさ:28.4%
      • 問い合わせ対応のしやすさ:18.1%
      • その他:0.8%

この結果からは、「価格」以上に“真贋”と“状態の透明性”が重要視されていることが分かります。中古ブランド品においては、「安さ」だけでなく、「本物であるか」「写真と実物に差がないか」という信頼要素が、購入判断の中心にあることが明確になりました。

ネット購入者の約7割が「とても満足」、体験者の評価は高水準

満足度に関する質問

実際にネットで中古ブランド品を購入した人(67名)に満足度を尋ねたところ、「とても満足している」は68.7%と約7割に達しました。一方で、「あまり満足できなかった」は29.9%、「まったく満足できなかった」は1.5%にとどまりました。

【ネット購入後の満足度】

      • とても満足している:68.7%
      • あまり満足できなかった:29.9%
      • まったく満足できなかった:1.5%

ネット購入へのハードルは高いものの、実際に購入した層の満足度は比較的高水準である点は注目に値します。この結果からは、ネットでの中古ブランド品購入は依然として慎重に検討される分野である一方、実際に購入に踏み切った層においては体験価値が高く、満足度も安定していることがうかがえます。

心理的ハードルを越えた先には、一定の納得感や成功体験が広がっている可能性が示唆される結果といえるでしょう。

不満理由は「状態が想像と違う」が中心

中古ブランド品のネット購入で満足できなかった理由を自由回答で尋ねたところ、「状態が思っていたより悪かった」「写真では分からなかった」「キズや汚れが目立った」といった声が多数見られました。

具体的には、

      • 「かなり汚れていた」
      • 「キズがあった」
      • 「質感が思ったより悪かった」
      • 「写真ではよく分からなかった」
      • 「割とすぐ故障してメンテが必要だった」

など、商品状態に関するギャップが中心でした。

中には「髪の毛が付着していた」といった衛生面への不満もあり、状態説明と実物との“認識差”が満足度を大きく左右していることが明らかになりました。一方で、「特にありません」「無いです」といった回答も一定数見られ、強い不満を感じていない層も含まれていることが分かります。

【まとめ】ネット中古ブランド市場の鍵は“信頼の設計”

今回の調査では、ネットで中古ブランド品を購入した経験がある人は13.4%にとどまる一方、購入者の約7割が「とても満足」と回答する結果となりました。

購入時には9割以上が慎重姿勢を示し、特に「正規品であること」「状態の正確な開示」「価格の納得感」が重要視されています。つまり、市場拡大の鍵は「価格の安さ」ではなく、「真贋保証」「状態の透明性」「販売元の信頼性」といった“安心材料”の整備にあるといえます。

中古ブランド品市場は、まだ一部の積極層が中心ではあるものの、購入体験者の高い満足度を背景に、信頼設計が進めばさらなる拡大余地を持つ分野であることが示唆される結果となりました。

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